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《送料¥200(メール便)》【ケニア】キアンジョグ AA(200g)中浅煎り

1,800円

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● Kenya / Kianjogu AA(200g)Medium roast (ケニア / キアンジョグ AA(200g)中浅煎り )  [STORY] キアンジョグは、ルツマ協同組合 (Rutuma FCS) が運営する 6つのウォッシング ステーションの 1 つです。Rutuma FCS は、ケニア山の南斜面に拠点を置く 9,300 人以上のメンバーを擁する協同組合です。 キアンジョグは、地元のキクユ語で「象が見つかる場所」という意味だそうです。 厳選された手摘みの後、農家はコーヒーチェリーを キアンジョグウォッシング ステーションに運び、パルプにする前に手作業で選別します。 得られたパーチメント コーヒーはタンク内で一晩発酵させ、残りの粘液を分解します。 発酵後、パーチメントコーヒーは 2 回目の洗浄が行われ、高床式ベッドで 9 ~ 15 日間乾燥させます。 キアンジョグにコーヒーを届ける農家のほとんどは、廃棄されたコーヒーチェリーの果肉を自分の農場で肥料として使用するために持ち帰ります。農家は0.25ヘクタールの小さな農園で、コーヒーを主な現金収入源とし、家族で食べるトウモロコシやトウモロコシ、豆、ジャガイモ、野菜などの食料品を植える混合農業を行っています。 ウォッシング ステーションには11人の正社員がいますが、収穫期のピーク時には近隣のコミュニティから20〜30人の非正規労働者を雇用し、パーチメントの加工を手伝ってもらっています。 カップには、プラムやオレンジとともに、際立ったブラックカラントのノートがありました。 これぞケニアコーヒーの定番です! [ケニアのコーヒー生産] ケニア山をはじめ多くの火山を擁し、栄養豊富な火山灰土の赤土、標高、気候などコーヒーの生育には理想的な環境を有します。またコーヒーの起源エチオピアの隣国でありながら、コーヒー生産が始まったのは約100年前という比較的新しい生産国であります。生産地としてはケニア山の裾野にあるニエリ地区、エンブ地区などが有名で、いずれも首都ナイロビから車で三時間ほどの距離にあり、都市化による農地の消失が懸念されています。 ケニアはコーヒー生産が完全にシステム化されており、コーヒーは農業というよりむしろ産業という言葉が適しているように思えます。無機質、無感情で、精製所はまるで工業製品の工場のような印象を受けます。それはイギリスの支配下であった歴史的背景が深く影響しています。 また、ケニアのコーヒー生産はオークションを基盤とする整然としたシステムの上に成り立っています。コーヒーの90%はナイロビコーヒー取引所(Nairobi Coffee Exchange)で毎週火曜日に開催されるオークションを通じて売買されます。このオークション制度は非常に優れており、カップオブエクセレンスはこのシステムを参考に構築されたという。必要性が無いためか、政治的な問題か、これまでケニアでカップオブエクセレンスは一度も開催されていません。 このシステムは品質が正当に評価される反面、生産者が価格交渉を行う余地がない、また、仕組み上生産者への支払いが売買が成立した数ヶ月後になるため、生産者の生活が困窮するという問題を抱えており、それがケニアのコーヒーの高騰、生産量の現象の根本的な問題なのであります。 [革命的なゲームチェンジャー] 上記の構造上の弱点を克服するために、今、新たな世代が動きを見せています。今回の豆を現地でキュレーションしてくれた輸出業者ロックバーン社のピーター・ムチリもその一人。 彼は大学で会計を学び、銀行やコンサルティング・ファームで働いた後、2012年に妻とロックバーンを設立しました。なぜコーヒーの仕事を始めたかと言うと、それが祖父との約束だからです。祖父はとても情熱的なコーヒー生産者でした。彼は村を出る時、ケニアのコーヒー産業を変革することを祖父と約束しました。 彼はコーヒー農家の生まれなので、コーヒーを生産する難しさを理解しています。その実感を原動力に、彼はマーケットの革命的なゲームチェンジャーになろうとしています。彼の言う革命とは、ロースターと生産者をつなげること、Win-Winの関係を築くことです。それはとても難しく骨の折れる仕事です。なぜかと言うと、多国籍企業の中に反対派が存在するからです。彼らはダイレクトビジネスモデルを推進すると、生産者が(現状の不公平性に)気付いてしまう、賢くなってしまうと考えています。そして生産者の利幅が大きくなることを危惧しています。多国籍企業は透明性を欠如させることによって大きな利益を得ています。だから、多くの反対派が存在するのです。 彼はロースターや一緒に働く人たちに、少しずつ彼の考えを浸透させています。革命を起こすには、賢くある必要があります。価値が無いもののために死んではいけない。やるべきこと、やらないことを理解しなければならない。ただ前に進めばいいわけではないですから、と。 [世界初のプラットフォーム「TYPICA」] こちらのケニア・キアンジョグ AAは、「TYPICA(ティピカ)」という麻袋一袋単位でコーヒー生豆のダイレクトトレードを可能にする世界初のオンラインプラットフォームを利用して購入しました。 これまでコンテナ単位18tでの取引が基本とされていたコーヒー生豆のダイレクトトレードを麻袋一袋単位60kgから可能にし、輸出のためのリソースを持っていない小規模生産者でもコーヒーを簡単に出品でき、トレーサビリティ(生産者名、農園名などコーヒー豆の情報や流通経路が明確にされ、ロースターや消費者まで届けられる透明性のこと)向上をめざす我々のような消費国のロースターが直接購入できる仕組みを実現しました。 [TYPICA × Rockbern] スペシャルティコーヒーのマイクロロット(小規模生産者がつくるロット)をダイレクトトレードで販売できる機会を最大化することによって、生産者の経済性が高まり、生産努力がそのまま生活の向上に直結し、発展途上国の貧困をなくすきっかけの一つになります。 また、流通を最適化するとともに生産者や物流事業者が得ている収益などの情報を見える化、経済透明性を確保することで適正な価格でコーヒー豆を届けることが可能になりました。 この新たな取り組みによって日本にまではるばるやってきたコーヒー豆、是非一度ご賞味くださいませ‼ エリア:Nyeri / ニエリ ファクトリー:Kianjogu / キアンジョグ 標高:1,800m 品種:SL28, SL34 , Batian プロセス:Washed / ウォッシュト キュレーター: Peter Muchiri Rockbern Coffee Group Ltd. / ピーター・ムチリ ロックバーン社 Direct Trade Platform:TYPICA カッピングノート:Blackcurrant, Plum, Orange, ■送料に関して メール便を利用して全国一律200円でお届けいたします。他の商品と合わせて400gまで同封可能です。ポストにお届けですのでご不在でもご安心下さい。

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